


Services
ご提供サービス
初回セッションは90分になります。2回目以降は、約50分または80分で、通常週1回のペースで行います。
成人・カップル・家族・ティーン・9歳以上のお子さんを対象にしています。(子供のオンラインカウンセリングは個々の発達状況やカウンセリングの内容に合わせてご相談させていただいております。)
サービスの質と料金について
カウンセリングを始めるというのは、人生の中でもとても大切な一歩だと思います。だからこそ、私は「丁寧に、安心して、心を開ける場」をつくることを大切にしています。
私は1998年にカウンセラーとしての歩みを始め、多文化の中で暮らすご家族や、国際的な教育環境にいる子どもたちを長年支援してきました。その後、2001年より米国にて教育・トレーニングを受け、2007年よりカリフォルニア州、2024年よりコロラド州で結婚家族療法士(LMFT)として活動し、日本では公認心理師として登録されています。
こうした経験を通して、単に問題を解決するのではなく、「その人がどんなふうに生きてきたか」「どんな思いが心の中にあるのか」に寄り添いながら、一緒に歩むことの大切さを感じてきました。
セッションでは、安心していただける環境を大切にしつつ、必要に応じて教育・医療・家族との連携も行い、クライアント様お一人おひとりに合ったかたちで丁寧に進めていきます。
そのため、初回は90分かけてじっくりお話を伺い、継続セッションも必要に応じて調整しています。
料金については、こうした包括的な支援の質や準備、記録、連携なども含めて設定しております。ご事情に応じた調整枠(スライディングスケール)もご相談いただけますので、どうぞ遠慮なくお知らせください。
料金表(2025年5月~)
■ アメリカ(カリフォルニア・コロラド在住の方向け)
初回セッション(90分): $240
継続個人セッション(50分): $180
カップル・夫婦・家族/親子/延長セッション(80分): $260
ケースレポート・教育/医療機関連携(1件): $100~
短時間サポート(メール・電話15分): $30
短時間サポートは、通常のセッション以外で、ちょっとした確認やご相談に対応するための補助的なサービスです。「短い近況報告や事務的な確認」「リソース紹介や連携先とのやり取りに関するご相談」
*臨床的なアセスメントや治療判断、緊急対応は含まれません。内容に応じて、通常セッションをご案内する場合があります。
スライディングスケール枠(経済状況に応じて個別相談): $140
日本にお住まいの方へ – ご利用にあたってのご案内
近年、日本国内でもオンラインによるカウンセリングをご利用いただける機会が増えています。なかには、米国のライセンス(たとえばLMFTやLPCなど)を持つ臨床家が、日本にお住まいの方を対象にオンラインでサービスを提供しているケースも見受けられます。こうした取り組みの多くは、善意により、専門的な訓練や実践経験に基づいて行われていることと思いますが、一方で、日本国内における心理支援には、法的な位置づけと国家資格に基づく倫理的な基準が存在することも事実です。
日本では、「公認心理師」という国家資格が心理支援職の公的な基準として制度化されており、支援を受ける方にとっては、日本国内の制度と倫理規定に準じたサービスであるかどうかが、安心につながる一つの判断材料になることもあります。私自身は、アメリカでLMFT(公認結婚家族療法士、公認の心理療法士)としてライセンスを取得し、現在もアメリカで臨床を継続しておりますが、同時に日本では公認心理師として正式に登録を受け、倫理規定を遵守しながら、日本国内の制度に準じた心理支援を別途提供しております。
この米国オフィスで提供するサービスと、日本在住の方向けのサービスとは、資格・法的枠組み・提供体制を明確に区別し、それぞれの規定に基づいて対応しています。支援のあり方は人それぞれですが、「自分が今、どの制度のもとで、どの資格を持つ専門家から支援を受けているのか」を理解して選ぶことは、安心で継続的なケアにつながると考えています。
日本在住の方へのカウンセリングは、シンガポール法人(Devonshire Counselling.)を通じて提供しています。日本の国家資格である公認心理師として正式に登録された専門家が担当し、日本国内の制度と倫理規定に基づいた形でご相談をお受けしています。詳細は、こちらをご覧ください。
アメリカと日本における心理サービスの位置づけについて
私の心理カウンセリングサービスは、提供する国や地域に応じて、それぞれの法律や制度に沿って行っています。
アメリカと日本では、心理サービスの法的な位置づけに違いがあります。
アメリカでの位置づけ(カリフォルニア州・コロラド州)
アメリカでは、結婚家族療法士(LMFT)などの有資格者が提供する心理療法は、医療に準じた行為とみなされており、公的・民間保険の適用対象となることがあります。そのため、私もアメリカでは専門職賠償責任保険に加入し、医療的な責任のもとでサービスを提供しています。
日本での位置づけ(公認心理師として)
私が日本国内で提供しているカウンセリングサービスは、国家資格である公認心理師として、日本の法制度および倫理規定に基づいて行っています。これは、医師による診断や治療とは異なる、「こころの相談」や「心理的サポート」として提供される自費のサービスです。
日本では、医師が診療の一環として実施する一部の心理療法(例:うつ病に対する認知行動療法/CBTなど)に限り、公的な健康保険が適用されることがあります。ただし、それは医療機関で、医学的診断に基づき、厚生労働省の基準に沿って実施されるケースに限定されます。
一方、公認心理師として個人で提供しているカウンセリングは、医療行為ではなく、「自由相談・心理支援サービス」として位置づけられるため、健康保険の対象にはなりません。そのため、サービスはすべて自費にてお願いしております。
なお、カウンセリング費用については、一部の民間保険(例:メンタルサポート付きの生命保険や外資系の医療保険)などで補償対象となることがありますが、対応の有無は保険会社の契約内容によって異なります。必要な方には、保険会社への提出用として、必要な情報を記載した領収書を発行しておりますので、どうぞお申しつけください。
また、日本国内で提供されるこのサービスは、アメリカで私が加入している専門職賠償責任保険の補償対象外となっております。そのため、クライアントの皆さまには、サービス開始前に十分なご説明と同意のうえで、安心してご利用いただけるよう丁寧に対応しております。*シンガポールにお住まいの方へのオンラインカウンセリングは、現地法人を通じて提供しており、シンガポール国内で適用される専門職賠償責任保険の対象内となっています。
ご利用にあたっての詳細は、こちらをご覧ください。
ご不明な点がありましたら、どうぞ遠慮なくおたずねください。
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